4日目 コートダジュール最終日。

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(旦那さん多忙のため、Moetがメインで、それに対して旦那さんがコメントというカタチで。。)

一度レストランで朝食取ってみましょうと、階下のテラスへ。ここもなかなか見晴らしが良いです。朝食はビュッフェ形式。種類が特別多いというわけではないのですが、どれも美味しいです。チーズが特に美味しい。小さなホテルなのもあって、スタッフは少人数。だってここを切り盛りしてるのが一昨日部屋へ運んできたマダムだったんだもの。何泊かすれば多くのスタッフと顔見知りです。

今日はニース方面へおでかけ。駅までホテルマンに送って欲しいとお願いすると、快く送ってくれました。しかも彼の自家用車らしき車で。
ニースまでは一駅で到着。この駅(Nice Ville)はなかなか立派です。メインストリートのジャン・メドゥサン通り(Av.Jean Medecin)は大変な人込み。やはりヴァカンスシーズンのせいでしょうか。ここ数日田舎町にずっといたので、久々の人込みに酔いそうになりながら、海岸方面へ。途中、ギャルリー・ラファイエットがあり、デパート好きの私が旦那さんを引っ張って入ります。ここは11年前に来た覚えがあるのですが、確か家庭用品がたくさんあったはず。ちょうどソルドの時期なので色々買いたくなりましたが、先が長いのとドレスのことを考えてぐっとがまん。ちょうどサングラスが欲しくて1階でちょっと面白いデザインのが見つかったのでこれをゲット。地下の食品売り場の一角にワインコーナーが。とは言ってもさすがにフランス、売り場面積は広いです。品揃えも日本とは違ってロゼが多いのとシャンパンが結構目に付きました。しかし特に買いたいようなワインは皆無。デリがあったので、帰りにここで買おうといいながら外に出ました。うーん、やっぱり人多い。
またジャック・メドゥサン通りを南下、マッセナ広場に出ました。ここまで来るとニースに来たなぁって気分になりますね。

そろそろお腹が空いて来る頃です。しかし、今日はエズ(Eze)まで足を伸ばすつもりだったので、まずはエズ行きのバス乗り場を探さなければなりません。「地球の歩き方」にバスターミナルの場所が書いてあるのでこれを頼りにAv.Felix Faureをずっと歩いて行くのですが、なかなか見つからず。思ったより遠くだったようで、やっと見つかった・・・ターミナルは公園の真ん中にあって、どうやら立体駐車場の下にあるようで薄暗い。しかも表示がいまいち親切でなく、インフォメーションとかチケット売り場がある建物に入って行くと、さすが長距離バス乗り場。リトアニア行きとかアテネ、バルセロナ行きとか書いてあって、私たちはますます混乱。窓口も東欧系の人たちで長蛇の列。南欧風なのか、対応がのんびりしててなかなか列が進まないので、自力で探すことにして、バスの運ちゃんに聞いても「知らない」みたいなことを。もーって近くにあった薄汚れた看板を見たら、エズ行きであることが判明。時刻表を見るとあと1時間半後に出発。ならば先に腹ごしらえだわ、と、旧市街へ向かいました。

旧市街の入り口の一番分かりやすいところにあるカフェのテラスに座ると、ごっついマダムがボンジュ〜ルとオーダーを取りに来た。んーと、クロックムッシュにレフ(ベルギーのビール)をちょうだい、と昼間からビールです。ふと見ると窓枠のところに毛むくじゃらの塊が。ワンちゃんがそこでお昼寝していました。

だんなさん:
写真では分かりにくいですがもじゃもじゃの犬がいます。モップかなんかだと思ってたのに。可愛かったです。


食後、バスの時間までまだあるので、旧市街をぶらぶら。迷路みたいな細い路地にはお土産屋さんが並んで、中にはしゃれたインテリアショップもあります。ワインショップもちらほら。大体は空調も効いてるかどうか分からないようなお店で、すごいものは売ってないのですが、品揃えが違うというだけでも見てて面白いですよね。旦那さんも「ふーん」と興味深そうでした。

バスに乗って一路エズへ。バスは港を抜けニース市街のパノラマを楽しみながら豪邸が立ち並ぶ丘を登って行きます。そしてサン・ジャン・キャプ・フェラの半島を下のほうに眺めながら・・そうそう、このバスに乗るときはガイドブックにもあった通り、右側に座るべし!です。目に痛いほどの青い海・・・ただただ窓の外の景色に見とれるばかりです。


エズの村入り口の停留所でバスを降ります。広場周りにはレストランやしゃれたお店もあったり。急な坂を上って村へ・・・ふと見ると、馬舎があって、大きな馬が居ます。シャトー・エザと書かれているので、このホテルの馬なのでしょうね。時間があればホテルで聞いてみたいと思いつつ、石畳の道をあがっていきます。
カーニュと同じく鷲巣村ですが、こちらは観光地化されきっていて、きれいに整備されています。青い海、断崖の上ぎりぎりに立っている建物という地形の美しさもあって、完璧と言っても良いくらい美しいです。ただし、街としての面白みがあるかと言うと・・私はカーニュのほうが生活感があって好みです。だってこちらはお土産屋さんばかりなんですもの。おっと、そんなことを考えていたらワインショップが。空瓶が外に飾られていて、旦那さんと目を見合わせました。これはっ!と、思い中へ入って見ると、おお!こういうお店を探していたのというラインナップで・・・マダムがゴキゲンでぺらぺらしゃべって色々すすめてくれたけれど、この暑さでしょ?みなさんどうしてるのかしら・・・と聞くと「そんなに暑い時間じゃなきゃ大丈夫!」と。うーん、今は真昼間だし・・・慎重派のだんなさんは残念だけどまた今度来た時にしよう・・と、今日は見るだけにしておきました。なかなか良いお店でした。

バスの時間は40分後とその次が2時間後でした。ここで迷います。そんなに長く居るほどのところかと。いえ、ここが駄目だと言ってるわけではなくて、私たちはニースにも寄りたいので、ざっと歩き回ってその40分後のバスに乗ることにしました。シャトー・エザはまた今度。

だんなさん:
確かにキレイすぎる町でしたね。そんなことはないとは思うのですが、ウケ狙いっぽく感じてしまいました。
うん、確かに素敵な町なんですけどね。ワインショップは渡仏後初めて見た本格的なものでしたね。そんなに安くはないけど見ていて面白かったです。散々いろいろ聞くだけ聞いて何も買いませんでした。夏場でよかったかも。涼しかったらアホほど買ってたかもです。


  

ニースのバスターミナルから今度はプロムナード・デザングレ(Promenade d'Anglais)へ。やはりニースへ来たらここを歩きたいし、海が見たい!喉が渇いたので、ビーチサイドのカフェへ入り、しばしのんびり。
シミエにあるシャガール美術館へ向かうため、メリディアン前からタクシーに乗ります。これがまた、しゃれたタクシーで、オフホワイトの総革貼りのインテリアのルノー。ドライバーもなんか渋いオジサマ。うわぁ〜素敵と思ってるうちに到着。この美術館も12年ぶり。楽しみだなぁ。

だんなさん:
ルノーでなくプジョーだったような。確かにシブイおっちゃんでしたね。車も新しくて、大事に大事にしてそうでした。


中へ入って荷物を預けようと受付に行くと、そのポシェットも全部っ、と怖いオネエさまに睨まれつつ、チケット売りのオネエさまはにっこり。手ぶらになって中に入ります。
ここで昔来た時にはブルーのシャガールがお気に入りだったのに、今回は赤の部屋にうっとり。赤ワインを思わせるシャガールの愛の世界に(でも、残酷)うっとりしながらベンチに腰掛けてみていました。
帰りにスーベニアショップを覗くと、ちっちゃなぬいぐるみがガラスケースの中に飾られていました。グリーンでぶさいくなかたちで、謎の透明ビニールポーチに入っている。ん?と顔を見ると、シャガールの動物顔。だめです、こういうブサイクなのに弱い私。買ってしまいました。あと、赤の絵のポスターを2枚ほど買って、せっかくだからと分厚い画集を買い、ボクが持ってあげる・・とだんなさんが持ってくれました。(後で重い重いといわれる荷物のひとつ。)

だんなさん: 
荷物預けなあかんやろって言ってたのに、ええねんええねんって言っててこの有様です。手ぶらの方が個人的には気が楽です。嫁さんが前回赤の部屋がそれほど印象無かったというのが意外です。ボクは最初からここにはまりました。後で名高い部屋と聞きました。ちなみに、この美術館で有名らしいのですが、モザイク画があって、12星座が書いてあるのですが、嫁さんの星座しし座が傑出してブサイクなのです。人面犬みたいな。ボクのみずがめ座はまあまあ。どうせならぶっちぎりでブサイ方がいいですよね。しし座がうらやましい。
ちょっとふざけ入りましたが、素敵なモザイクでした。しばらく2人で見とれてましたもん。
またこの画集が旅行の終盤重たいのです。でもいい記念ですよね。ミドリのぬいぐるみは今でも時々触ってます。ブサイクですよ。鼻の穴膨らんでます。これもいい記念です。


美術館をあとに門の外の歩道へ出ようとすると、向こうから来た犬にぶつかりました。その犬、かなり大きな犬で賢そうな犬なのに、道の反対側にいる犬に向かって睨みつけていたら、前から来た私たちにぶつかってしまってたようで、ぶつかってからもまだその犬の方を見ているんです。アホ犬やねえ、と笑いながら坂を下りて街へ向かいました。

だんなさん:
アホ犬ですよね、ボクにぶつかってきやがったんです。こんなドンくさい犬もいるんですね。ぶつかってもなお、向こうの犬に向かって「覚えとけよ、アホ。」みたく吼えてました。

結構歩いたし荷物も多いしちょっぴりお疲れ気味だったのですが、あとひとがんばり。今晩はホテルの部屋でシャンパンをのんびり飲みたいので、デリを買って帰らなければ・・と、先のラファイエットへ戻り、何種類かデリを買って、駅へ戻り電車でカーニュへ。今度はまだ時間が早いのでタクシーが駅前にいたのでスムーズにホテルへ帰れそう。でも、結構大きなベンツです。これであの狭い路地を行けるのかなぁ・・と、見ていたら、もうスリリングなくらいぎりぎりなところを走って行き、無事にホテルへは到着。しかし、あのタクシー、どうやって街まで戻るのかなぁと気になるところです。

部屋へ戻り、バルコニーのテーブルに買ってきたデリ、ヒースローで買ったシャンパン(シャルル・エイドシック)を並べてグラスを用意。このホテル、部屋にシャンパングラスが置いてあるのが嬉しい。ヴァンスで買ったキャンドルに火を灯してたら、ちょうどバルコニーの真下にあるテラスがなにやらにぎやかに。覗いてみると、誕生パーティを開いているよう。乾杯!に合わせて私たちも乾杯。楽しいなぁ。
そうこうしていると両親が部屋へやってきて、一緒に飲みながら一日あったことをおしゃべり。
こうしてコートダジュール最後の夜は更けていきます。

だんなさん:
おじいさんを囲んでパーティしてたように思います。みなさん洒落てましたね。僕たちがバルコニー越しにグラスを掲げたら向こうもニコニコって返してきました。旅の良いひと時です。


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