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11日目 ワインでごきげん |
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ルームサービスで朝食。昨日、階下のラウンジにいた男性スタッフが運んで来た。東洋系で上品な微笑みをたたえながら、今日も良いお天気ですね、どちらへお出かけですか?など話しながら静かにサービスしてくれた。昨日の唄う赤ら顔のスタッフとは対照的。朝食は少食のだんなさんはヘルシーメニューを、私はしっかり朝食派なので豪華目に。ふとテーブルを見ると、今日の天気予報、気温が書き込まれたカードが置いてあった。今日もどうやら天気に恵まれそう。だんなさんはクローゼットの中に置いてある持ち帰りワインの温度が気になるよう。念のためホテルで預かってもらうことにしようとコンシェルジュにお願いすると、すぐさま部屋まで取りに来てくれた。1本1本銘柄を紙に書き写して確認して、セラーで預かってくれることになった。これで安心して街歩きに繰り出せる。 ホテルの立つクレベール通りを5分ほど歩くと凱旋門。朝早くから車の通りも激しい。だんなさんが部屋に忘れ物をしたので取りに戻っている間、ぼけーっとフェンスにもたれながら行き交う人、車をながめていた。シャンゼリゼを歩く。またまた新しくブティックが増えたり移転したり相変わらず入れ替わりが激しいようで、人通りも結構多い。ふと見るとトリコロールの飾りつけがされていてパリ祭直前なのだなぁと実感。ロンポワンの手前で信号待ちしていると、東洋系の男性が「コンニチハ」と話しかけてきた。何だろう?と思い、話を聞いていると、ルイ・ヴィトンで買い物をしてきて欲しいと言うのだ。はは ーん、うわさには聞いていたけれど、こうして声かけているのね。申し訳ないけれど時間無いのでとお断りした。マリニー劇場やグラン・パレ、プチ・パレを横目に見ながら、緑の中を歩いていると、パレードのための準備がなされているよう。コンコルド広場にもオベリスクの周りには観客席のようなものが作られていて、また多くの警官もうろうろしている。この後歩いていてあちこちで通行止めの通りも結構あったりして厳戒態勢の模様。オペラ通りというのはどんなところなのだろう、というだんなさんの希望でオペラまで歩くことに。リヴォリ通りを歩いているとありがちなみやげ物店などに混じって、ひときわ目を引くカラフルなディスプレイのお店(La Vie en Rose Rivoli)を見つけた。ウィンドウにへばりついて見てると、ピンク、グリーン、紫、イエロー、オレンジなど鮮やかな色合いの食器が飾られていた。中へ入ると本当にカラフル。店の中すべてがこの色、色。聞けばラクロワのメゾンにいたデザイナーによるリモージ ュのものだとか。確かにハートのモチーフなどが「らしい」感じ。すべてハンドペイントとのこと。ウィンドウから目に入った小さなバターケースを1ついただいて帰ることにした。カタログを袋に入れながらマダムが日本からでもお好みの色でオーダーできますよと。一番大人しい色合わせに見えたものを買ったつもりだけれども、自宅へ持ち帰るとどうだろう。(帰国後テーブルに置いて見ると意外に淡い色調のリビングで映えていい感じ)ここでしか買えませんよ〜、と言っていたが、それから数分後に専門店ではないけれど少しディスプレイしているお店を見つけた。でも気に入っているので気にしない気にしない。※追記 私が見かけたもう1軒のお店とは、"Gault Opera"で、私が購入したお店と系列店のようです。→こちら オペラ通りって10年ぶり位に来たが、日本人相手の免税店がかなり減っているような印象。ラーメン屋に入る?とだんなさんに聞くと、いや、日本に帰るまでがまんする、とのこと。あれほどフレンチばっかりだと辛いって言ってたのに案外大丈夫じゃないですか。オペラ座前を通って、オスマン通りの私の大好きなデパート、ギャルリー・ラファイエットへ。少しお腹が空いたので遅い昼食をと最近改装したらしい最上階のフードコートへ。セルフサービスで、なんとワインもサーバーから出てくるのには驚いた。ちょうどエッフェル塔方面が眺められる窓側の席が空いていたので景色を楽しみながら、私はスモークサーモンのサラダ、だんなさんはトマトソースのパスタを。ワインはコート・デュ・ローヌの赤。結構おいしい。 食後はインテリアのフロアをこってり見て目の保養をして、オム館の食料品売り場へ。ここもがらりと変わったようで、デリが充実しているのと、ワイン売り場が広がった気がする。やはりワイン好きな私たち、ここは見逃せません。シャンパーニュとボルドーに珍しいものが多いようで、特にボルドーは1800年代のラフィットがごろごろ。すごいなぁ、とため息つきつつ、さて何か部屋で飲みたいね、と。泡にするか、ボルドーにするか、は たまたブルゴーニュにするか。泡はシャルル・エイドシックのプレステージ(日本では見たことがない)、ブルゴーニュ(昨日ラヴィーニャで見つけたラフォンの赤ヴォルネイ・サントノ・ミリュー85)、そしてボルドーはここにあるトロタノワ83。またこのワインに出会う機会があるかどうか、などと色々考えてラフォンにすることにした。しかし、他も少し見てみましょう、とマドレーヌのフォション、エディアール、ニコラと一通り見てみたけれどもやはり、ラフォン。ラヴィーニャへ戻って、奥のセラーへ。店員の男性にこれはどうかとたずねてみたら、何とラフォンの蔵出しで6ヶ月前に来たんだよ、とのこと。しかも最後の1本。これを聞いて私たちは小躍りしそうだった。レジに並んでぽんとボトルをカウンターに置いたら、前に並んでいた男性が「おっ」という顔をしていた。少しでも飲むまでに休ませてあげたいので、一度ワインを置きにタクシーでホテルへ戻ることにした。美味しそうなワインが手に入って嬉しい。 またコンコルドへ戻り、ロワイヤル通りのラリック、ベルナルド(Bernardaud)をのぞく。この2つのブティックは静かな中庭で繋がっている。ベルナルドは今回是非買いたいと思っていたコーヒーカップがあるので楽しみにしていたところ。中庭側のアクセサリー売り場から入ったので、ショーケースをチェック。何だかストライプが大胆なリングがぱっと目をひいた。サイズもぴったりのが有ったのでご機嫌。しかもソルドにしてくれるという。留守中面倒をかけている義母にもプラチナと白いポーセリンのコンビのネックレスをプレゼントに包んでもらって、お次は食器売り場。従来のベルナルドのイメージからは想像出来ないようなラインものが大きくディスプレイされている。四角いシンプルなプレート、どことなくオリエンタルだなぁと思っていたら「フュージョン」というシリーズ。微妙な色合いがやはりフランスなのね、と思いつつも私はお目当てのものが色違いで出ているのを発見。プラチナの縁取りのコーヒーカップ2客と近々結婚する親友のために2客。大きな荷物になりそうだけれど頑張って持って帰ろう。ホテルに戻って一休み。今晩赤だけじゃなくて泡も飲みたいよねーって何気なく言ったら、だんなさんが「じゃ、買いに行く!」と元気に出て行った。30分ほどしてスーパーの袋を下げただんなさんが帰ってきた。あても無いのにどうやって見つけたの?と聞くと、探しに探してやっと見つかったスーパーでローラン・ペリエが冷えてたらしい。状態は分からないけどねって。気持ちだけでも嬉しい。ルームサービスをお願いすると、今日はレストランも満席御礼、ルームサービスもてんてこまいらしい。時間がかかるのを了解してのんびり待っていたら、昨日の唄うホテルマンがやってきた。お待たせして申し訳ないからって、ワインとオードブルを唄いながらサービスしてくれた。こんなに飲めるかしら・・と思いつつもありがたくごちそうになる。料理も揃ったし、お待ちかねのワインを抜栓。ローラン・ペリエも現地ならではの美味しさだったし、ラフォンも素晴らしかったし、満足満足。いつの間にか眠りに落ちていて、気が付いたらだんなさんが両親の部屋にワインをおすそ分けに行ってくれたらしい。色々気を遣ってくれて嬉しい。 明日はとうとうパリ最終日。 Wine: (唄うホテルマンからの赤ワインは不明・おそらくラングドック方面かと) Laurent Perrier, Brut NV Comte Lafon, Volnay Santonots-du-Millieu '85 ↑Top |
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