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| 1日目 大空港からこんにちは、パリ。 | ||||||||||||||||||
1年2ヶ月ぶりの渡仏。今回はエールフランスを利用することに。出発時間は9時半とおそらく今までこんなに早い飛行機には乗ったことは無いと思う。5時50分に自宅を出発、タクシーで最寄りのリムジンバス乗り場へ、そこから関空へと向かう。こんな早朝にも関わらずリムジンバスは案外混み合っていて、最終的には補助席を利用している方もいたくらい。 1時間半ほどで関空へ到着。リムジンバスだと4階の出発ロビーで降りることが出来るので嬉しい。今回の荷物は夫が特大スーツケース、私がピギーバッグに機内持ち込み用としてグッチの大きいトート型のショルダー。さて今日乗るAF293便はJLとのコードシェア便、JL機材。閑散としたカウンターで早々にチェックインを済ませて、階下の書店へ。機内での退屈しのぎにパズル本、デジカメ用に予備の電池を買って出国手続きに向かう。ここもガラガラ。あっというまに終わり、免税店で必要な化粧品を数点買い、ゲートへ向かう。ここもやっぱり閑散としている。結構西洋人率高し。やはり機内は空いているので私と夫で窓側3席を使う。JLは定刻どおり出発。当たり前なことなのだけれど、ありがたいこと。大した揺れもなく順調なフライト。機内食はかなり向上しているようだし、ワインも銘柄を変えたらしい。早速白を頂いたのだけれど、ちょっぴり甘め。でもすっきりしていて前のよりも美味しいと思う。和食をチョイスして珍しく殆ど平らげてしまい、パズルをいくつか解いてメラトニンを飲んで目を閉じる。目を開けるとかなり眠れていたようで、快適なフライトだった。(夫は3本映画を観たらしい。「トロイ」「ハリーポッター」「トイストーリー」)前の席の白髪の男性はずっとパーソナルTVでフリーセルに取り組んでいるらしい。私も久しぶりにチャレンジ。やっと慣れて来たかな、という頃に飛行機はデンマーク上空。朝食があわただしくサービスされる。 定刻15時より5分ほど早く到着。滑走路に無事着陸したのは良いのだけれど、一体どこへ連れて行かれるのか?と思うほどぐるぐる飛行機は移動。こんなに動いていたっけ・・・?いつもは慌てて散らかった荷物を片付けていて気付かないのかもしれないけれど、多分ターミナル1から2に移動していたよう。(私はターミナル2は8回以上は降りているはずなんだけど・・・)前の席に居た英国人が「なんて巨大な空港なの!?」ってびっくりしていた。まさか迷い子になっていたわけじゃないよね。 入国審査を終え荷物を受け取り、さてホテルへ。本来ならば同日ボルドー入りするはずが良い時間の国内線が取れず、パリで一休みすることにして明日の朝一番にボルドーへ発つ予定。空港ホテルは数あれどターミナル2から徒歩移動でカートのまんまチェックイン出来るのはシェラトンだけ。というわけで今夜はシェラトン(Sheraton Paris Airport)泊まり。確かに「スゴイところにホテルがあるなぁ」と飛行機から見覚えがあるホテルだ。ホテルの下はTGVとRERの駅と超便利なアクセスを誇る。 到着したターミナル2Fのエレベーターで先の英国人夫婦と一緒になる。「パリは初めてですか?」などと会話を交わす。ホテルまでは歩いて10分ほどだったと思う。楽ちん。(ホテル滞在記は作成中) カートのまんまホテルのロビーへ入って行く。奥まったところにレセプションがある。今日は前払いの予約のためヴァウチャーを出す。ホテルマンは早口の英語。カードキーを渡され、これを差さないとエレベーターに乗れない仕組みと治安的には安心。個性的でモダンな吹き抜けを囲むように廊下があり、部屋へ入る。まあまあの広さ。すっきりとモダンなインテリアで空港ホテルの個性を出しているのか、地球儀と飛行機をモチーフにした額がかかっていたりするし、窓の外は当たり前だけど空港。夜景は期待出来るかな?一休みして、靴を変え貴重品をセーフティボックスに入れてパリ市内へ出発。オペラへ向かうロワシーバス(Roissy Bus)の乗り場を探そうとうろうろしていたら迷ってしまった。横方向の移動は分かりやすいんだけど、縦(立体)方向に迷うと良く分からない構造になっている。単純にエレベーターに乗らなくて良いのを乗ってしまっただけだったのだけれど。 窓口でチケットを買ってバスに乗り込む。私達が乗ったのはターミナル2D。2Fで数人の乗客を乗せ一路パリへ。いつもタクシーで市内のホテルへ行ってしまうのでバスを使うのは初めてだけれど、荷物がそれほど多くないのならこのバスも便利そう。渋滞に巻き込まれそうになりつつもスムーズに市内へ入る。サンラザール駅の前あたりからにぎやかなパリの街角が見えてくる。フランスへ来たんだなぁと実感。オペラでバスを降りる。所要時間約50分程。さて、ただいま夕方5時過ぎ。これからの数時間でどんな風にパリを楽しめるかな。一応はプランを練って来た。 まずは今夜飲むシャンパーニュを買いにマドレーヌ通りにあるLAVINIAへ。昨年ここで良いブルゴーニュワインと巡り合ったのだけれど、今日は1階にあるシャンパーニュの売り場だけ。ドンペリニヨン64なんてスゴイお宝もガラスケースの中にあったりするけれど、さー、今日は何を飲もう?とお手ごろコーナーへ。と、夫が「これどうやろう?」ジェローム・プレヴォーのラ・クロワズリ。少し前のワイナートの表紙を飾っていたもので、その後日本では価格高騰。1万円を超えることもあったというものがたった38euroで出ている。これに決める。 左岸へ行こうとマドレーヌ広場より「ボンマルシェへ。」とタクシーに乗り込む。しかし、タクシーはなぜかオペラまで行ってぐるっと回り北向きに走り、ギャラリー・ラファイエットの方へ行こうとする。「!?」ボーマーシェと聞こえたらしい。そんな名前のお店が目の前にあった。ドライバー、私とがゴメンゴメンと謝り合っている間にタクシーはルーヴル宮を抜けサンジェルマン・デ・プレ、そしてボンマルシェで降りる。 ボン・マルシェ(Le
Bon Marche)に来るのは初めて。一歩足を踏み入れとても美しいので驚く。ロンドンのハーヴェイニコルスや香港のレーンクロフォード、はたまたホノルルのニーマン・マーカスのよう。で、インフォメーションでフードコートは道を隔てた別館にあると教えてもらう。天井の高いフロアには食料品が一杯。奥のほうにワイン売り場を発見。さらりと見て何本かお買い得そうなものを見つける。しかし、この先長いので買わないでおく。デリはあるかしら?と探すけれど、1階では見当たらなかったので次へ行こうと外へ出た。(デリは2階にあったよう)コピーして来た地図を確認。実は私は左岸は全くちんぷんかんぷん。殆ど来たことが無いからだ。やっぱりお洒落なお店が多いし、右岸とはまた違う雰囲気。驚くほどスタイリッシュなパリジェンヌが歩いていたり・・これからソワレなのかな〜なんて見とれてしまう。お次はジェラール・ミュロ(Gerard Mulot) 。Sさんの旅行記で見て以来、今度は行こうと決めていたお店。案外分かりやすいところにあった。店の前で写真を撮っている日本の方が数名。店内に入る。なかなか繁盛しているよう。甘いものからお惣菜、パンと色々揃っている。女性店員数名に混じって1人男性が応対していた。ひと段落ついたようなので「ボンソワール」と声をかけてみる。このにこやかな男性は英語OK。キッシュやテリーヌ、サラダを包んでいただく。マカロンも美味しそうだけど、今日はこれだけ。後で気が付いたのだけど、プラスチックのナイフとフォークを入れてくれていた。気が利く〜。 そしてもう1軒。今度は西へ少し離れた場所にある、メゾン・カイザーへ。カイザーのお店の周辺は大変にぎわっていて少し雰囲気が違う。間口の狭いお店なので見落としそう。店先には人だかりしているのでやっぱり人気店のよう。ここもとっても感じの良い店員さんで、名高いクロワッサン2個、あと2種類ほど買う。 さて、最後の目的地はルーヴル。実はルーヴルの夜間開館日(21時45分まで開館)がこの9月初旬から変更になったばかり。金曜日は夜間開いていないのね、とガイドブックを見て落胆していたのだけれど、ルーヴルのHPを何気なく見て気が付いた。これはラッキー。最近特に気になるフェルメールが2枚あるということで楽しみにしていた。 話は前後するが、ルーヴルへは時間もあるので歩いて向かう。セーヌにかかる橋でも少し異色な存在のポン・デ・ザール。この橋、渡ったことが無かったのでちょうど目の前に現れた時には嬉しかった。完全な歩道橋で、週末の夕方ということもあってか多くの若者がたむろして「ジベタリアン」している。楽器を弾いている人、輪になっておしゃべりしながら何か食べている人たち。ちょっと酔っ払った人がフラフラ歩いていたりするけれど危険な雰囲気ではない。のんびり夕暮れのセーヌ川を眺めていたいけれど、先を急ぐ。 ルーヴル美術館(Musee
du Louvre)へ到着。私にとって13年ぶり、初めてパリに来た時に訪れて以来になる。その時はツアーに入ってピンポイントで回っただけなので正直あまり覚えていない。ルーヴルのガラスのピラミッドと反対の中庭に立つ。凄い・・・やはり豪華絢爛。夕焼けに照らされて大理石造りの建物がピンクに染まって美しい。本当にこれだけでも価値があると思う。ピラミッド前でベビーピンクのトレンチを来た女性が男性に写真を撮ってもらっている。ああいう色が似合うのもパリなのかな。カルーゼルの凱旋門脇から地下へ降り、チケット売り場を探す。コインで買える自販機がなぜか見つからず、クレジットカードで買う。その後すぐに見つけたのだけれど・・・。ちなみに夜間は6euroで入場出来る。地下に沢山のブティックがあるのにも驚いた。この夜間開館に合わせて開いているお店もいくつかある。長いエスカレーターを上って最上階、オランダ絵画の部屋へ向かう。案外人はまばら。壁面にところ狭しとこれでもかと絵画が飾られている。フェルメールはどこだ・・・おっと、先日神戸で見た画家のものを発見、見入っていたらフェルメールを見過ごしていたらしい。すでに観て来たらしい夫に聞きフェルメールの「天文学者」「レース編みをする女」の前に行く。名高いのはレース編みの方らしいけれど、私は天文学者のほうが好み。構図的にも、色彩的にも。しばらくベンチに座って遠くからフェルメールを眺めつつ足を休める。うーん、よく歩いた・・・ ルーヴルを後にして、最後にオペラまでスタスタと歩く。このあたりは夜は早いらしくお店は殆ど閉まっている。オペラ広場手前あたりで乗り場を出るロワシーバスを発見。少しの差で間に合わず、次のを待つ。20分ほどしてバスが来る。私達含め乗客は4人だけ。疲れて眠り込んで目が覚めたらターミナル2に到着寸前。時計を見ると30分も経っていない。 部屋に戻り食事の支度。今日は疲れたのでシャンパーニュはお預け。ミニバーに入っていたバドワをあける。ミュロのお惣菜は思っていたよりもずっと美味しい。こういうお惣菜がうちの近所でも気軽に買えたらいいのに。カイザーのクロワッサンも冷えても美味しいし、他のパンも良いお味。窓の外はまだ飛行機が離発着している模様。眼下には何かの乗り場があって人が行き交っている。明日は早起きしてアイロンがけしたいので、目覚ましをセットしベッドに入る。 ↑TOP 準備編へ戻る 2日目へ |
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