2日目  よく動いた一日。

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+Travel Diary

これが香港歩きのお供の地図。見やすいです。今日はちょっと遠出をしようということになる。香港島の裏側のアバディーン、といえば派手なネオンの水上レストラン「JUMBO」で有名だが、私たちはなぜか行ったことがなかった。父親がガイドブック片手に、ここは香港発祥の地というからには行かないと・・と言うので、早めに朝食をすませて、地下鉄に乗ってセントラルへ向かう。
セントラルまで行けば、地図要らず(!?)の私。とっとことっとこ歩いてバスターミナルのある「エクスチェンジスクエア」へ。アバディーン行きのバスがちょうど発車しようとしているので、駆け足で乗り込む。
ダブルデッカーの2階席の一番前、という車窓観光に絶好のポジションで30分ほどのバスの旅。ビルの谷間を縫うように走り、ハッピーヴァレーの競馬場の横を通って、長いトンネルを抜けるとほどなくアバディーンへ。バスターミナルでおりて、周りを見回す。私のイメージしていた、水上生活者、汚いマーケット・・・などどこにも見あたらない。それどころかこぎれいなショッピングセンターに、チェーン店が軒を連ねているし、高層マンションも建ち並んでいる。どうやらここは住宅地のようだ。
サンパン船の操縦オバサマ。少々拍子抜けしながらも、とにかく浜のほうへ行ってみよう、とぶらぶら歩いていると、どこからともなくバッグをナナメ掛けしたオバさんがやってきて、英語と日本語、広東語ちゃんぽんで、小さな紙を手にまくし立てる。何だろう?と見ると、怪しげながらも観光局のマーク入りの紙に、サンパン船の案内が書かれていた。1人1000円で約30分ほどでどう?楽しいよ、イエーイ♪みたいなノリで、何だかすっかりノセられて、トライしてみることにする。岸壁には小さな船がいくつか止まっていて、木で出来た桟橋をひょいひょいと渡って、ボートに案内される。中には長い木のベンチが2つ据え付けられていて、その真ん中の奥の方に船頭さんらしいオバさんが座っていた。案内してきたオバさんと何やら広東語でまくしたてて、案内人はお金をバケツに入れて消えていった。うーん、なんかアヤシイなぁ・・・と思いつつ、ま、大丈夫でしょと外を眺めていると、ドヤドヤと買い物袋を手にした現地の人らしき人たちが乗って来た。彼等は慣れているようで、バケツにチャリンチャリンと小銭を入れて、ドカっと椅子に座った。大丈夫かなーと、ますます不安になる。そうこうしている間に出航。沢山の船が泊まっている間を縫うようにして進んでいく。(写真のように片手で器用に操縦。)どの船も比較的新しくてきれいだし、どう見ても水上生活者のイメージじゃない。中にはゴージャスなクルーザーもちらほら。その船のうちの一つに近づいてサンパンは止まった。先程の現地人の男性が自分の持ち物らしい船へ移っていった。なるほど・・・こういうことかー、と納得していると、次々と船へお客を送りつつ、高層マンションが建ち並ぶ入江を進んでいく。すると今度はあの有名なJUMBOが見えてくる。オバさんは広東語でしきりに何か説明してくれている。巨大な水上レストラン、夜になるとさぞかし派手なんだろうな・・・その向こうには水上生活者が少しだけ残る一角が見えてくる。高層マンション、水上生活。ミスマッチな組み合わせだけれども、実に香港らしい風景だと思った。

高層マンション、湾内の船の群れ。
ド派手水上レストラン。
湾内を一周して港へ帰ってくる。オバさんにお礼を言いながら船を降りる。
海沿いの通りには魚市場が。水揚げされたばかりの魚がピチピチはねているのを横目に見ながら、海岸を歩いていると小さな公園が。ちょっと木陰になっていて、沢山人が居るておじいさんばかり。みなさんカード遊びにいそしんでらっしゃるご様子。街のほうへ行ってみようと大きな通りを渡って人通りの多い方へ向かう。母も私もスーパーマーケットを覗くのが大好き。食料品売場を覗くとチョコレートの詰め合わせなどギフト用のものが目につく。旧正月のおつかいものだろうか。みんなカゴにドサッと箱ものを入れている。店の外ではラッピングコーナーがあって大いににぎわっていた。
街の真ん中にはちょっとレンガ敷きで噴水のある雰囲気のいい広場がある。噴水の回りにはひなたぼおばあさんたち。っこをしながらおしゃべりに華を咲かせているおばあさんたちが。何やら楽しそう。
そういえば、香港にはもう6回以上来ているのに、年配の方を見かけることが本当に少ないような気がする。セントラルあたりになると、まったく見かけない。こういうのんびりした所に集まって暮らされているのかもしれない。
お腹がすいて来たので、セントラルへ戻ることにする。なぜセントラルかと言うと、去年行った飲茶のお店に是非両親を案内したかったからだ。美味しそうな匂いの誘惑に負けそうになりながらも、バス停へ向かう。セントラル行きのバスに乗り、エクスチェンジスクエアへ戻る。

飲茶のお店とは、ガイドブックなどにも載ってる有名店、「陸羽茶室」。レーンクロフォードの裏手にあって、入り口にはターバンを巻いたインド人風のドアマンがいる。それだけでも、圧倒されそうになるけれど、気取らないお店。(しかし値段は少し高め。)店内は古き良き中国、というインテリアで、ちょうどお昼時だったので、満席。少し待って奥の席に通される。ここはオーダー式で出来立てを食べられる。メニューは広東語のみだけど、写真付きなので何とか分かる。(暇な時間だと、スーツの男性が説明に来てくれたりする)食いしん坊の私たち親子。あれこれオーダーしてテーブル一杯になる。特に春巻きの皮がパリパリで絶品。本当に何を食べても美味しい。
満腹になって、母と私の大好きなレーンクロフォードへ。靴売場を覗くとファイナルセールで、めちゃくちゃ安い。セルジオ・ロッシの靴が1万円するかしないか。しかし、微妙にサイズが合わず、断念。並びにある中華デパートへ。ここでいつも食材やお菓子、雑貨をまとめて買うことにしている。色々買いたかったが、持てる範囲でおさめておく。今日は時間がないので、ホテルに荷物を置きに戻る暇はない。うーん、残念。
父がバリーで靴を買いたい、というので、地下鉄でアドミラルティ(金鐘)のパシフィックプレイスへ移動。(実はバリーは昨日も2軒ほどハシゴしていますが、思うものが見つからず。)
ショッピングセンターは数あれど、私はここが一番スキです。高級なものからカジュアルなものまで幅広くて、一日中だって楽しむことができるくらい。レストランも徐々に充実しつつあり、ちょっと静かにお茶がしたければ、通路で結ばれている高級ホテル群へ行けばよしで。(私はアイランド・シャングリラが気に入ってます♪)
レーンクロフォードに来た目的はもう一つ。地下の巨大な食料品売場「GREAT」にどうしても行きたかったのです。やはり場所柄か価格が高めの商品が多く、輸入品ばかり。客層も白人が多いよう。しかし、見ていて楽しく、チーズ売場が圧巻。ちょっと切ってもらおうか、ということになり、ミモレットを下さいと言うと、熟成度によって3つ種類があった。うーんと迷っていると、試食させてくれる。私は熟成したのが好き、両親はまだ柔らかいのがいい、ということで2種類切ってもらう。柔らかいのはささっとナイフで切ってくれた。しかし、熟成ものは固くてチーズ切りでは刃が立たない。しかも今晩食べる分だけと思って50グラムほどしかオーダーしなかったので、薄くというのは相当切りにくそう。それでも、体格のいいオネエちゃんがあれこれ道具を出してきて、ニコニコしながら頑張ってくれた。

そう、香港人はニコニコするようになったんですよね。
初めて来た頃は、なんか接客態度もぶっきらぼうで、これでも高級店?と思われるようなのもちらほらだったし、街ゆくひと達も何となく殺気立っているような雰囲気だった。
それが、今じゃ、のんびりした日本人と変わらない雰囲気の人が多いです。ハンドバック持ってゆっくり歩いてる女性、メイクもばっちりしていたりして。流行にもかなり敏感なようで、ブランド物も大好き。
おっと、話が脱線しました・・・

今晩どこで食べるか、うかつにも何も決めずに出てきてしまって、どうしよう〜と、パシフィックプレイスの1階をうろうろしていると、「北京楼」(Peking Garden)があった。ここはマキシムグループのチェーン店だけど、まぁ、いいか…と入ってみる。疲れていて、メニューを選ぶのも面倒になってしまって、コースをオーダーする。(約6000円〜7000円のもの)何やらフカヒレスープにアワビなど色々出てくるそう。(なぜか北京ダックはなし)お箸もお皿もモダンで、結構サービスも良い。ふかひれスープが出てきてビックリ。昨日3人で分け合って食べたスープが1人ずつに・・・(お味は大味でしたが)うわー、お買い得♪と思いながら、食べていたら、大ぶりのアワビのステーキが1人1個ずつ。隣のテーブルの人々から注目を浴びてしまう^^;さすがに不安になってきた。この値段でアワビ・・・昨日なんて、もっと高かったのに、ねぇ?とか言いつつ、アワビの歯ごたえを楽しむ。このあと数品出てきてデザートまでしっかり。手軽に色々食べたかったらこういうとこもいいのかな・・・と思いつつ店を後にした。
余談ですが、ウェイトレスの女性がモデルみたいに背が高く、宝塚の男役風の美人でした。しかも働き者。

地下鉄でホテルへ戻る。
珍しく今回は全くタクシーに乗らなかった。地下鉄は安全、清潔、快適。
あのステンレスのシート、ブレーキがかかると滑るのがちと難点だが。
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